-
苦を苦とみるは凡
見方を変える 苦しみを「苦」としてみるは凡。 苦しみを「力」としてみるは非凡。 苦しみを拒絶することは、自分の力を切り取ってしまう。 「苦しみ」への「見方」を変えること。 苦しみと見えるものへの見方を変えてゆくこと。 それは自分を小さくせず、... -
相手に触れる心の距離感
言葉にならない言葉 相手の心にコンタクトするためには、相手の感じている思いに近づく。 ただ、その領域には言葉は通用しません。 それでも呼びかけとして、言葉が必要なので、どうするかというと、 言葉以外のその人を「言葉」に翻訳していく。 行動だっ... -
神社の霊石
神社にちゃんとある霊石は、多くの人が触ると人の想いを吸っていく。 雨が降ったり、お清めすると、想いが流れて元に戻る。 -
自分を見つめるように物事は流れている
人の支え方 人から頼られたとき、「その方を何とか助けたい」という思いの立ち位置と、「その人が自分で立ち上がるのを支える」という立ち位置は、似ているようで、半歩違います。 その人が自分を見つめるように支える。 これが基本スタンスです。 物事が... -
自分の心を見つめているから相手も見える
本質に迫る 人を理解するためには、その人の人間像をどこまでつかめたかが勝負になります。 相手が語る自分の率直な感情やこだわりや欲、または無意識に発しているものなどから、 どこまでその人の本質に迫れるかです。 自分の心の動きを見つめて、相手と... -
話をきく事前準備の仕方
人の話が入るスペースを作る 大事な話を聴く前には、事前準備をきちんとすることです。 ・自分のストレスをチェックする。 ・無性に気になることがないかを調べる。 ・ずっと考えていることを調べる。 「自分はこういうストレスを抱えているな」、「こうい... -
過去を振り返る三つの立場
聞き手、傍観者、話し手 過去に聞いた話の内容を整理する時、三つの立場で振り返る必要があります。 その三つとは、傍観者の立場、話し手の立場、そして聞き手の立場です。 どの順番で振り返りますか? 順序としては、聞き手、傍観、話し手で振り返ってい... -
恐怖でフタする記憶
恐怖心の元となった体験は? 怖いという感情は通常、他人との関係で出てくる感情です。 誰かの顔色を見る癖は、恐怖心が関係していることがあります。 死者が怖い場合などでも、鍵となる記憶、恐怖心の元になった体験があると思います。 それを聴き出し、... -
記憶と感情の関係
感情をひもといて記憶を思い出す 出来事の事柄は忘れても、その時の感情は忘れることが出来ないのが人間です。 過去において強烈な感情を持つ出来事があったとしても、現在はその記憶を忘れています。 しかし、感情そのものは忘れていないので、何かの拍子... -
言葉にできない思いこそ、共感が必要<対話シリーズ>
悩みや怒りが変わるためには、まずは思いのたけの吐き出しが必要だと考えています。 なぜ怒りが出ているのかが分からなければ、吐き出しても変わりません。なぜそうなったのか、理由を理解することが大切。悲しみが深いなら、その悲しみの奥底にある思いを...