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神社参拝での礼と対話
神社は、神社のご祭神とその土地の土地神とつながる場所です。
神道は、礼の心を大切にしています。
礼を尽くすことが、あいさつになります。
その神社に初めてお参りする場合、一つの神社を決めてお参りする方がいいでしょう。
神社の敷地内にある摂社にお参りするのはかまいません。
一度にいくつもの神社の初参拝するのは、礼に欠ける側面があるので、
事情がない限りは控え目にします。
あいさつをして、いざ、神前に立ちますと、次は会話です。
人は言葉を介して会話をしますが、神道の神様たちは覚悟を介して対話しています。
悠久の時を見守る神々にとって、その場の言葉による決意は、あまり覚悟としてみえていません。
言葉の奥にある決断に従った行動や、決意を費やした時間を「覚悟」と見えているので、もはや言葉は不要となります。