相手の見ている世界を“そのまま”見るという技法
寄り添うとは、相手の心のカメラの位置に、
自分の心をそっと移動させることです。
判断・評価・分析をいったん脇に置き、
相手の感じていることを、そのまま受け取る。
そのためには、自分の心を整え、聴く準備をします。
心を「凪いだ湖面」にする
自分の心を白紙にし、静かで、波のない湖面のように整える。
そこに相手の心を映し取るように聴く。
相手の言葉を聞きながら、
「この人はこう感じたんだ」
「こういう風に世界が見えているんだ」
と、想像を働かせながら受け取る。
そして、
「私はこう受け取りました」
と、そっと相手に返し、
それが正しいかどうかを確認していく。
この往復が、寄り添いの核心です。
(「寄り添うということ④」につづく)
(花町宰)
