寄り添うとは「同じ方向を見る」こと
人とのコミュニケーションで、非常になめらかで
深い関係を持ちやすくなる方法があります。
それは、人の話を聴くときに、寄り添うという姿勢を持つことです。
これはカウンセリングの時などで特に必要な姿勢ですが、
日常の人生にかかわる相談に乗る際などでも、とても有効です。
ココロちゃんは「寄り添って話を聞く」で、こう書いています。
「人の話を聴くとき『寄り添う』というのは、話している人と同じ方向を向いているかどうか。
対面じゃなく並列、もっと正確に言えば行列。
自分の位置から相手を見る癖があるなら、
まずこれを直さないと、寄り添うことはできないし、理解が遅れる。
相手の見ているものを自分も見る。
これが寄り添うことです。
ただし、それだけではその人と重なりすぎて同化してしまうので、少し後ろの位置で見る。」
(ブログ・メッセージ2025.1.27)
対面ではなく「並列」「行列」という視線
私たちは「寄り添う」という言葉を聞くと、
相手のすぐ横に立ち、肩を並べるような姿を思い浮かべます。
けれど、ココロちゃんの言う寄り添いは、もっと静かで、もっと繊細です。
寄り添うとは、 相手の視線の先を一緒に見ること。
そして、相手のすぐ横ではなく、少しうしろに立つことです。
対面に立つと、どうしても「自分から相手を見る」構図になります。
そこには、自分の価値観や経験というフィルターが入り込みやすい。
しかし、並列に立つと、視線は自然と同じ方向に向きます。
さらに少しうしろに立つと、相手の肩越しに、相手が見ている世界が見えてくる。
その視線は、謙虚で、静かで、押しつけがありません。
ココロちゃんの寄り添いとは、この「行列」の姿勢です。
(「寄り添うということ②」につづく)
(花町宰)
