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時間はいつも向かい風②

羽化登仙

学生がもし勉強を2年間もさぼれば、 通常は学業についていけなくなり、

その学校にとどまることすら難しくなるでしょう。

だからこそ、停滞は怖いのです。

これは私自身の経験からの実感でもあります。

学業という側面だけを見れば、当時の私は確かに後退していました。

しかし別の側面では、自分を深める時間でもあり、

その時期を「ただの後退」とは思っていません。

青虫が蛹(さなぎ)になると動かなくなります。

一見すると停滞のようですが、内部では激しい変化が起きています。

そして時が来れば蝶となり、大空へ羽ばたく。

まさに羽化登仙です。

🦋

引きこもりで何もしていないように見えても、自分を深く見つめ続けていると、

内面の変化が進み、新しい自分へと変わることがあります。

蛹が固まって成長を止めたように見えても、

心の中では大きな変化が進行しているのです。

 時が来て殻を破れば、新しい自分が誕生します。

(「時間はいつも向かい風③」につづく)

(花町宰)

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