羽化登仙
学生がもし勉強を2年間もさぼれば、 通常は学業についていけなくなり、
その学校にとどまることすら難しくなるでしょう。
だからこそ、停滞は怖いのです。
これは私自身の経験からの実感でもあります。
学業という側面だけを見れば、当時の私は確かに後退していました。
しかし別の側面では、自分を深める時間でもあり、
その時期を「ただの後退」とは思っていません。
青虫が蛹(さなぎ)になると動かなくなります。
一見すると停滞のようですが、内部では激しい変化が起きています。
そして時が来れば蝶となり、大空へ羽ばたく。
まさに羽化登仙です。
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引きこもりで何もしていないように見えても、自分を深く見つめ続けていると、
内面の変化が進み、新しい自分へと変わることがあります。
蛹が固まって成長を止めたように見えても、
心の中では大きな変化が進行しているのです。
時が来て殻を破れば、新しい自分が誕生します。
(「時間はいつも向かい風③」につづく)
(花町宰)
