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話を聴く⑧

見極める

ココロちゃんは、相談事の聴き方において「同情しない」に続いて、

次に 「見極める」 ことを挙げています。

私自身が「見極める」ために行っている方法は、

心を平らかにし、先入観をなくした状態で、相手の気持ちを受け身で写し取ること です。

このとき、自分の心を深く見つめるような感覚になります。

自分の心という鏡に映ってくる相手の心を感じ取り、

そのまま相手にフィードバックします。

つまり、自分が感じたことを、そのまま相手に伝える のです。

😊

私たちは、自分の本音を必ずしも自覚できているとは限りません。

何らかの理由で本音を抑圧し、意識に上らないようにしてしまうことがあるからです。

しかし、抑圧された気持ちは、 まるで風船を押し込むと押し返してくるように、

抑えれば抑えるほど無意識のうちに外へ出ようとします。

その気配を感じ取り、言葉にして相手に伝えると、

相談者の意識はそこに向かい、意識の手が伸びていきます。

すると、押し込まれていた内容が、 相談者自身にも 自覚できる形で浮かび上がってくる のです。

(「話を聴く⑨」につづく)

(花町宰)

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