心の状態を見抜く
話の聴き方として、「話し手の心の状態を見抜く」というポイントがあります。
心の状態は、体調や環境とも、密接につながっています。
例えば、相手がすごく怒っている場合があります。
なぜ怒っているのか、その人の気持ちを聞いていると、それなりに理解できるような気がします。
でも、時には、そんなことでここまで起こるのかなあ、と疑問を持つことがあります。
本当はその人がすごく疲れていて、それでイライラしていることがよくあります。
肉体疲労や寝不足でイライラしていると、小さなきっかけでも、
それが怒りへとつながることが少なくありません。
今の疲労の度合に意識を向けてもらうと、
「自分は疲れすぎて、それで怒りが激しくなっているのだ」と、
本人も理解できることがあります。
その場合、それに気づけると、怒りは退いていきます。
(「話を聴く⑥」につづく)
(花町宰)
