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信じる心と不安⑤

1.失敗による揺らぎ

信じる心を圧するものとして、3番目に検討したのは、

自分が一種の挫折体験をすることで、自分自身への自信が揺らいでないかどうかです。

これもあると思います。

とりわけ加齢とともに、自分の頭脳の能力や機敏な身体の動き、

そうしたものがどうしても衰えつつあることを実感させられているからです。

今までやったことがない分野の仕事だと、さらにそう思います。

2.言い訳に過ぎない

ですが、これは単なるきっかけ、もしくは言い訳にすぎないと思いました。

というのは、過去においてまったく新しい仕事や環境に飛び込み、

何度も挫折を繰り返しつつも、道がひらけた経験は何度もしているからです。

失敗や挫折を言い訳に引き下がるか、それを成功のバネにするかは、

やり抜く決意と情熱の強さが、カギを握っていると思います。

どんな不利な状況でも、やり終えて、自分への自信を強めたのは確かです。

3.引いている自分

ですがその過程ではどうだったかと思うと、

不安でいっぱいだったと思います。

それでもやるぞと決意し、没頭していくと、道は開けました。

ですから、加齢による衰えは、言い訳にすぎません。

それを口実に、引いている自分がいるのかもしれません。

(「信じる心と不安⑥」につづく)

(花町宰)

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