2.感謝の気持ち
先ほど引用したブログ(2025年1月11日の崖っぷちブログ「自分を活かすことは最高の誉れ」)の言葉に、
「個性を活かしきることは、与えられた生命に対する最高の感謝の気持ちを表すこと」
とあります。
与えられた生命への感謝が、個性を活かし切ろうとする努力の奥にあるというのです。
生命を与えてくださった大宇宙、あるいは神、あるいは両親、
要は自分の生命の根源に与えられた生命への深い感謝が、
自分の生命を活かし自分らしく個性を生きることだという思想です。
単なる自己実現とかいう次元ではない、深い宗教的といえる人生観のバックボーンをもっています。
古代日本では個性を活かしきることを最高の誉としたということは、
己の生命に対する深い感謝を生きている人への敬意を日本神道は持っているということであり、
個性的な生命の輝きへの畏敬の念を感じていたということではないかと思います。
私はこれを読むたびに、胸が熱くなります。
自分には、「与えられた生命に対する感謝の気持ち」がどれだけあるのだろうか。
感謝の気持ちを表す行為として、自分の個性を活かそうと努力してきたのだろうかと、顧みられます。
一番思い浮かぶのは、何度か人生のどん底で、自殺願望に取りつかれた記憶です。
自殺への誘惑を振り払えてきたからこそ、いまこのブログを書いているのですが、
与えられた生命への感謝という視点が、当時の私に欠落いていたことは否めません。
そして私の生命それ自体を何より尊いものとして、受け止めていなかったことも事実です。
(「個性を生かす③」につづく)
(花町宰)
