5.すべてを肯定する
ココロちゃんが伝えてくれる思想の基本は、すべてを肯定するというものだ。
すべてを肯定し、そこから成長に向かうという方向性を大切にしている。
それは宇宙への深い理解に伴っている。
この宇宙は、無から有がうまれ、一点が展開してすべての存在になった。
一なるものが展開しているのなら、すべての存在はもとより、
すべての経験も、事象も、否定すべきものはないはずだ。
だから、すべてを肯定する。
しかし、相矛盾する関係や思いがあることも事実だ。
すべてを肯定するとは、相矛盾するもの、相反するものを受け入れて、
どちらも否定しないということだ。
否定しないということは、抑圧しないということでもある。
その矛盾も葛藤も、対立も、何かに気付かせるために存在している。
自分が成長するために、気付きを与え、教えようとしている。
気づいて、成長の過程に入ると、感謝がおのずと生まれる。
その葛藤がったからこそ気付け、成長できた、という感謝だ。
だから、矛盾する気持ちは、どちらも受け入れる。
日常の思いに揺れた自分も否定しない。
必要な経験として、受け入れる。
そして、気づきを得て前に進む。
丹田の意思を確認して前に進む。
成長の道を進むのだ。
(「丹田の意思とのズレ」全5編・完)
(花町宰)
