4.夢の気づき
明治神宮の大祭の中で、迷いなき自分の丹田の意思を自覚したのに、
日常に帰ると、また迷いが起きだした。
たった二日間で、自分が日常に引き戻され、迷っているのを発見した。
丹田と日常の思いの乖離の原因が、どこから来るのか。
迷いの原因を自覚して反省しないと、容易に日常の迷いに引き戻されると思った。
その日の明け方、夢を見た。
私が犯していた過ちが、後輩に悪影響を与えていることを、指摘される夢だった。
自覚しないまま間違いを起こしていた自分を、すごく恥ずかしく思った。
これはまずい、という後悔の念も沸いた。
そこで目が覚めた。
日常の思いが本来の自分とかけ離れており、それを自分が後悔し恥じていることを、
その夢は教えてくれていると思った。
どこで迷いが出たのかと振り返ると、お金の問題で引っかかっていることを知った。
金銭にまつわる問題で、納得できなくて、もやもやしていた。
それに伴い、反発が生じたり、嫌だという思いが出たり、感情が荒れていた。
振り返ってみると、もともとお金が欲しくてやってきたことではなかった。
純粋に、支えたい、応援したい、恩返ししたいと思ってやってきた。
それが我が家の収入の道が細ったことで、お金にとらわれ出したのだと思う。
それで迷いが生まれ、丹田の意思とずれだしたのだと思う。
明治神宮では、もともとの純粋な自分の思いを再確認させていただき、
それが深い確固たる意志を伴った潔い思いであることに、
はっきりと気づかせていただいたのだ。
(「丹田の意思とのズレ⑤」に続く)
(花町宰)
