(続き)

たとえて言うなら、使っている金属は同じでも、今世は刀で生まれ、過去世はナタで生まれ、さらに前の過去世では包丁で生まれたようなものです。
それぞれの記憶は残っています。
また金属であることは同じです。
死ぬと溶けます。
生まれるといろいろな刃物になるのです。
心の傷の部分というのは、死んだ後も溶けきれずに前の固まった部分が残ってしまって、それが今世の刀に入ってしまうので、刃こぼれしやすくなります。
金属は、いろいろ作っていくうちに材料がすり減っていきますが、人間のエネルギーは生まれ変わりの過程で大きくなっていきます。
その点が金属と人間のエネルギーの違いです。