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1つのことから3つを学ぶ④

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高齢者が過去を懐かしんで語る際の汲み取り方

こんにちは、花町宰です。

義母が我が家に泊まった際、繰り返し過去の話をされました。

高齢者は同じ話をすることで、自分を見つめ直し、心を整理しているのかもしれません。

その姿を見ながら、私はふと考えました。

「この回想を、どう受け止めれば義母の心に寄り添えるのだろうか」と。

関西旅行での教訓を生かす意味でも、

「高齢者が過去の思い出を語るときの汲み取り方」を3つの視点で整理してみたいと思います。

1. 行動のリクエストではなく「感情の共有」と捉える

過去の回想は「そこに行きたい」ではなく、

「楽しかった気持ちを共有したい」というコミュニケーションのきっかけであることが多いと思います。

2. 「記憶の中の自分」と「現在の身体」のギャップを考慮する

語っている本人の頭の中には、元気に歩けていた頃の自分がいます。

思い出話に共感しつつ、行動計画は現在の身体状況を基準にする必要があります。

3. 「場所」ではなく「感情」に焦点を当てる

「京都に行きたいのですね」ではなく、

「京都の雰囲気が好きだったんですね」「お買い物が楽しかったんですね」と、

感情に寄り添うことで、相手の満たされたい気持ちに応えられと思います。

■ココロちゃんの言葉をもう一度

一つのことから三つのことを学ぶ。

なぜそうなるのか、原因を探究する。

それには一つのことを三つの側面から考える。

自分、相手、第三者・・・。

一つのことから色々なことを学ぼうとする気持ちが欠落すると、

一つのことから一つも学べない頭脳になってしまう。」

■高齢者にとっての「学び続ける」ということ

高齢者が最も恐れるのは認知症です。

私の親戚の93歳の男性は、毎日計算ドリルや漢字ドリルで頭を鍛えています。

しかし今回気づいたのは、

「過去を回想することそのものが、学びであり成長ではないか」

ということです。

人は、何度も回想するほど、その出来事が自分にとって大切なのです。

そこには学ぶべき何かがあるからでしょう。

だからこそ、1つのことから3つを学ぼうとする姿勢が、

人生の知恵を何倍にも増やしてくれるのだと思います。

■努力の可能性

自分が振り返るときは「自分・相手・第三者」の3つの視点から多角的に捉える。

他の高齢者の話を聞くときは、相手が体験から学びを得られるように寄り添う。

そうした努力の可能性は、まだまだ数多く開けているように思うのです。

(次回に続く)

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