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自分を尊ぶ⑤

1.自分の生命に感謝するとは

    私は、肉体をもって生きているときだけが、生命があるということではないと思う。

    私たちは、永遠の生命をもって転生輪廻しながら成長し続けているエネルギーだと思う。

    そういう観点に立つと、生命への感謝には、深い別の意味が生まれてくると思う。

    私が直近の5月11日のブログ・レポートに紹介したココロちゃんの言葉を、改めて紹介したい。

    「個性を活かしきることは、与えられた生命に対する最高の感謝の気持ちを表すことだ」

    ここには、生命への最高の感謝とは何かが述べられている。

    与えられた生命への最高の感謝は、個性を活かしきることだ、と。

    そうすると、

    他の生命に感謝できていない時は、自分の生命に感謝していないよ。

    という言葉は、次のような振り返りを求めてくるように思う。

    「他の生命に感謝できていない時、自分の個性を活かしきれていないのではないか」、

    という反省です。

    他の生命に感謝するという時は、単に他の生命がいるので寂しくないというだけの感謝ではないと思う。

    他の生命の輝きに触れ、個性の輝きに触れたと感じる時、

    その人との出会いに感謝する気持ちが自ずと湧いてくる。

    2.おのずと生まれる感謝

    妻に寄り添って最後の日々を看病されたご主人から、その話を伺った時、

    私はこの人と出会えてよかったと思った。

    こんなに深く妻を愛する人がいるのだと知って、私も見習いたいと思った。

    また、葬儀に流れた温かい雰囲気で感じられ、彼の奥さまが、

    どれだけ多くの人を愛してきたか。

    その個性の一端に触れられたことにも感謝した。

    他者の個性に触れた感動は、おのずと自分の個性も大切に輝かせたいという思いを育むものだと思う。

    他者の生命の尊さに触れたとき、それに響きあう自分の生命もまた、

    尊いものだと感じることができる。

    (「自分を尊ぶ」完)

    (花町宰)

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