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欲と向き合う③

3.「みっともない食べ方はやめてよ」

「みっともない食べ方はやめてよ」

これは、昨夜、家内から言われた言葉です。

実は一昨日、遠方の親戚の法事に行ったのですが、その時のことです。

午前中にお坊さんの法要が終わり、直会の食事会になりました。

その時の私の食べ方が、「普段食べさせていないみたいにがつがつして嫌だった」

と家内は言います。

この日は朝早く家を出るために、朝食はゆで卵とヨーグルトだけですませていました。

なので、おなかがすいていたのは事実です。

最初、出てきたのはもち米で炊いたご飯でした。

その家は農家で、お米がおいしいので評判の家なのです。

これはおいしいなあ、と、ついつい手が出て、食べ過ぎました。

やがてオードブルの品が届き、肉類の揚げ物が豊富に並びました。

すきっ腹にはどれもおいしくて、一応周りの人々を見ながらも、箸が止まりません。

隣で家内が、やめなさいと言っているのですが、止まらなくて、おなか一杯食べました。

私は糖尿病があり、半年に一度は病院で血糖値の検査をして、食事を管理しています。

相席した親戚の人も、糖尿病があり、

お互いに血糖値をどう管理するかという話をしながら食べていました。

その方は薬を飲んで血糖値の管理をしていましたが、私は食事療法と運動だけ。

相手はほどほどで箸を置いていたのに、私は食べ続けています。

今振り返ると、言うこととやっていることがちぐはぐで、

内心ではあきれられていただろうなと思うと、恥ずかしい限りの冷や汗ものです。

実は、これが二度目なのです。

この法事の約50日前にお葬式があり、その直会の席でも、私は食べ過ぎてしまい、

後でさんざん家内から注意されていました。

それでよくよく反省したつもりだったのに、

2か月もたたないうちに同じことを繰り返していたわけです。

さすがにここでしっかりと自分を見つめないと、これは何度でも繰り返すなと思いました。

(「欲と向き合う」④に続く)

(花町宰)

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