未来を手繰り寄せる
時間という下りのエスカレーターに乗りながら、前へ進むための「ワンステップ」とは、
未来を手繰り寄せるような生き方ではないかと書きました。
未来に成し遂げたいことを強く願うことは、
岩壁にピッケルを打ち込む行為に似ています。
そこにロープを通して体を支え、岩の隙間に手を添えて体を持ち上げる。
そうして一歩一歩、絶壁をよじ登っていく。
そんなイメージが浮かびます。
はっきりした目標を心に描き、
その目標に向かって今日も一歩を進める。
その積み重ねこそが、下りのエスカレーターに乗りながらも
前へ前へと進んでいく行為になるのではないでしょうか。
まずそれがあって、さらに次の段階へと進んでいけるのではないでしょうか。
(「時間はいつも向かい風⑦」につづく)
(花町宰)
