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教えが向上や癒しとなるには
花町 宰仏教や道徳の教え、宗教の教えを学んだひとが、その教えで周りの人を裁くということが時々見られます。せっかく心の教えを学んでも、これでは台無しだと思うのですが。



教えによって人を裁くというのは、本質を理解していないようにみうけられます。
教えとは、人を向上させ癒すために与えられているものです。
相手の心を受け止め、理解して、
その人がそうせざるを得ない苦しみや事情をよくわかった上で、
その人が立ち直って成長への道を歩めるように送り出すのです。
そうでなければ、向上や癒しとはなりません。
教えで裁く時、最も大切な心が傷つき死んでゆくのです。
