😣自信が「慢心」に変わるとき――人生が仕掛ける、次なる心の調律
こんにちは、花町宰(おさむ)です。
前回は、未経験の私が「船底一枚下は地獄」という極限の銀行交渉を生き抜き、
3年間で会社をV字回復させた体験をお話ししました。
泥臭い現実の世界で自分を鍛え上げ、コンプレックスを克服した私は、
いつしか強い自信を手にしていました。
「誰もが不可能だと思った状況を、自分の力でやり抜いたんだ」
そんな思いが、心の奥で静かに膨らんでいったのです。
しかし――
20年後にココロちゃんへこの体験を話したとき、
私は自分の心に潜んでいた“ある罠”を指摘されることになります。
⚡ 自信は、いつの間にか「慢心」へ姿を変える
大きな試練を乗り越えると、人はつい「これで自分は完成した」と思ってしまいます。
しかし、心の成長とはそんなに単純ではありません。
当時の私は、目に見える結果(V字回復)を出したことで、
内なるプライドに足元をすくわれかけていました。
せっかく「心の成長」を願って始まった挑戦だったのに、
結果が出た途端、エゴや傲慢さが顔を出し始めていたのです。
人生は、本当に精妙です。
そんな私の心の傾きを修正するかのように、
次なるステージが静かに用意されていました。
🌪️ 根深い慢心を削ぎ落とす、さらなる試練
次に転職した職場は、それまでの華々しい舞台とは打って変わり、
地味で、そして人間関係も極めて過酷な場所でした。
「なぜ、またこんな苦しい場所に私はいるのだろう」
そう思いながらも、私はもう一度、自分を徹底的に見つめ直すことになります。
崖っぷちの会社を救ったという過去の栄光やプライドなど、
その地味で厳しい現場では、1ミリも通用しませんでした。
確かに、あの3年間で私の“足腰”は強くなりました。
しかし、心の奥底にある慢心は、思った以上に根深かったのです。
人生は私を簡単に「出来上がった人間」にはしてくれませんでした。
傲慢さを削ぎ落とし、本当に謙虚で気高く生きるためには、
まだ別の試練による“調律”が必要だったのです。
🌟 人生は、決意が本物かどうかを試してくる
今になって、振り返るとわかることがあります。
決意が、私自身である。
だからこそ、その決意が本物かどうか、
生は何度もわたしを試し、調律を求めてくる。
私の心に潜んでいた慢心を修正するため、人生は次のステージを差し出してきた。
それは、私をさらに深く磨くための“心の調律”でした。
🔮 次回予告:心の平穏を見つけるまでの道のり
次回は、この地味で過酷な職場で、
私がどのように慢心と向き合い、
本当の心の平穏を見出していったのか――
そのプロセスをお話しします。
今日もあなたの心に、
自らを省み、どこまでもピュアに高めていく調律の光が届きますように。
(「転職、崖っぷちからのスタートライン⑦」につづく)
