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寄り添うということ③

相手の見ている世界を“そのまま”見るという技法

寄り添うとは、相手の心のカメラの位置に、

自分の心をそっと移動させることです。

判断・評価・分析をいったん脇に置き、

相手の感じていることを、そのまま受け取る。

そのためには、自分の心を整え、聴く準備をします。

心を「凪いだ湖面」にする

自分の心を白紙にし、静かで、波のない湖面のように整える。

 そこに相手の心を映し取るように聴く。

相手の言葉を聞きながら、

「この人はこう感じたんだ」

「こういう風に世界が見えているんだ」

と、想像を働かせながら受け取る。

そして、

「私はこう受け取りました」

と、そっと相手に返し、

それが正しいかどうかを確認していく。

この往復が、寄り添いの核心です。

(「寄り添うということ④」につづく)

(花町宰)

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