🌿 行動の中にそっと現れるもの
こんにちは、花町宰(おさむ)です。
私たちは「個性」という言葉を聞くと、
どこか特別な才能や際立った特徴を思い浮かべてしまいます。
だから、自分の個性を知ろうとすると、
心は内側へ内側へと向かい、
瞑想や自己分析の中でその答えを探そうとする。
私自身も、長いあいだそうしてきました。
静かに目を閉じ、心の奥に潜む“何か”を捕まえようとする。
けれど、どれほど内側を見つめても、
個性は霧のように形を変え、
はっきりとした輪郭をつかませてくれませんでした。
そんなとき、ココロちゃんの短いメッセージに出会いました。
その文章は、個性についての核心を、驚くほど簡潔に語っていました。
「個性は行動で考える」
自分の個性を生かす道は何かと瞑想で考えるのではなく、
行動して個性を考える。
個性を生かす道は、行動のなかにある。
個性は考えることによってではなく、行動することで見出せる。
自分にピッタリくる行動、自分がスッキリする行動を見出していく。
この短い文章には、
個性を理解するための核心がいくつも隠れています。
🌿 行動すると、身体が必ず反応する
行動すると、身体は必ず何かを返してきます。
- 軽くなる。
- 楽しくなる。
- 続けられる。
- 誇らしくなる。
あるいは、
- 重くなる。
- 違和感が出る。
- 疲れる。
- やりたくなくなる。
この反応こそが、個性の“陰影”です。
陰影は、光が当たらなければ見えません。
行動という光が当たることで、初めてその濃淡が姿を現す。
その陰影の形が、個性の輪郭をそっと教えてくれる。
だから、瞑想だけでは個性は掴みにくい。
瞑想は内側を整える行為であり、
個性は外側に現れる反応のパターンだからです。
🌿 ココロちゃんの言葉が示す「個性の本質」
ココロちゃんの文章を読み解くと、
個性の理解に欠かせない三つの本質が浮かび上がります。
① 個性は内側ではなく、外側に現れる
行動したときに初めて姿を見せる。
動かなければ、個性は永遠に仮説のまま。
② 個性は探すものではなく、気づくもの
行動 → 結果 → 感覚 → 気づき
この循環の中で、ふと浮かび上がる。
③ 個性は思考ではなく、感覚で分かる
「スッキリする」「自然に続けられる」
その身体のYESが、個性の道しるべになる。
この三つを胸に置くと、
個性は特別な才能ではなく、
日々の行動の中に静かに宿っていることが分かります。
🌿 「清明」という個性が、行動の中で姿を見せていた
ココロちゃんとのカウンセリングで、
私の個性は「清明」という言葉で表せると指摘されたことがあります。
清明──
濁りがなく、澄みきった状態。
場を整え、流れを正す性質。
私はそれを、心の奥深くにある本質のようなものだと
漠然と考えていました。
けれど、静かに行動の歴史を振り返ったとき、
私は気づいたのです。
清明という個性は、
実はずっと行動の中で姿を見せ続けていたのだと。
賃貸を返却するとき、部屋を徹底的に掃除して返却すること。
その際、マンションの壁面まで埃を落としたこと。
経営再建のために毎朝の社内清掃を続けたこと。
神社の手水舎をきれいにしたこと。
子供のころ、リヤカーをひいて町のゴミを集めたいと夢想したこと。
それらはすべて、
「場を澄ませる」という行動の連続でした。
私はずっと、清明という個性を
行動として表現し続けていたのです。
🌿 次回のご案内
第2回では、
私の個性「清明」がどのように行動として現れてきたのか──
掃除という一貫した行動の歴史を通して、個性の実例をお話しします。
読者の皆様が「自分の行動の中にある個性」を
そっと見つけるためのヒントになることを願いながら。
