3.深呼吸
丹田を実際に動かすには、具体的な方法がいくつもあります。
一番わかりやすいのは深呼吸と運動です。
丹田が動くと、私たちは活性化し、生き生きと自分らしい働きを発揮できるようになります。
その方法のまず第一が、深呼吸です。
具体的には下腹部をへこませたり、膨らませたりしながら行う丹田呼吸ともいわれるものです。
この時の下腹部の動きを使って横隔膜を上下に動かすので、大量の空気を肺に出し入れできるため、
呼吸が深くなります。
深呼吸を繰り返すことで、気持ちが安定します。
自分の中心が頭でなく、胸でもなく、下腹部にきちんと位置しているどっしりとした感覚を得られます。
丹田が本来の位置にある状態です。
丹田呼吸ともいわれる深呼吸を繰り返すことで、自分の病気を治したという人もいます。
白隠禅師や岡田虎二郎などが有名です。
この呼吸で病気が癒えるのは、呼吸によって丹田が動き、自分の全体のエネルギーが活性化することで、
肉体も本来の健康な状態を取り戻すからではないかと思います。
丹田を動かすことで、私たちの全体のエネルギーが活性化できるという、よい事例だと思います。
呼吸法を繰り返すと感覚も研ぎ澄まされてきます。
これも私たちの本来のエネルギーにアクセスし、使えるようになった状態の一つです。
もっと深くなると、次第に潜在意識との交流ができるようになり、
過去世の自分のエネルギーを感じたりすることもあります。
(「炭田を動かす④」に続く)
(花町宰)
