2.反省の時
日常の自分の意思は、様々な思考や感情をともない、常に迷いを伴いやすい。
日常のそうした意思は、丹田の意思とずれていることが多い。
自分の日常の意思が丹田の意思とずれていることを知る瞬間が、
自分が丹田の意思と合致した瞬間である。
深い反省を伴うのが、そういう瞬間だ。
自分の醜さとか、至らなさとか、不完全さが自覚できた瞬間、
私たちは丹田の意思と合致している。
日常の意思が自分の本来の在り方と、明らかにずれていたことを自覚するので、
反省が生まれ、悔悟の思いがわくが、汚れを洗い流したようなすがすがしさも伴う。
そして、自分がどういう点でズレたのかをはっきり知り、
その原因を知ることが反省であり、そこから成長が始まる。
こういう反省は、自分をいじめたり、自己卑下したりということがない。
本来の自分の意思が明らかに自覚できるので、さっぱりした感覚を伴うからだ。
その際に自分が躓いた思いをしっかり覚えておくと、
次回同じことが起きた時に気づきやすくなる。
気づきの瞬間は自分の向かうべき方向がはっきりと自覚できる。
その時に感じるのは丹田の思いは、強い意志であるということだ。
(「丹田の意思とのズレ③」に続く)
(花町宰)
